社用車 DA63T キャリートラック リアアクスルホーシング交換

今回のご紹介は毎度お客様から人気の出張現場にお伺いする際に乗っていく社用車 キャリートラック DA63Tがまたもや問題が発生した為その作業記録を番外編でご紹介いたします

数年前からリアから走行中ゴーゴー音が出るようになりハブベアリングから唸っている様な…且つリアデフからのオイル漏れを起こしリーク剤を投入して誤魔化しながらずっと乗っていました

ところがつい最近突然ゴーゴー音どころではないガガガガ…的な危険な音がしだしましてこれはただ事ではない!

走行21万キロのお爺もう引退させようか迷いましたが、数日前に車検を通したばかりと言うのもあり何とかパーツ交換で活躍してもらう事にしました。

恐らく細かいパーツ交換するよりもいっその事リアアクスルホーシングごと交換した方が安く済むと判断してヤフオクで入手しました。※送料含め約¥25000

経験は無いですが恐らく自分で出来ると判断してガレージ迄10Km移動しようとしたところまたもや大事件発生

走り出して2Kmほどで走行不能に…前進してもすぐにリアがロックして停止…何とか裏路地に移動して状況調査

以下の動画は後の交換時の物ですがデフ玉が完全に逝ってしまいペラシャフとのリンクが出来ていない為走行不能にその際にずれる事でギア同士が干渉してロックしてしまうようです

裏路地から動かす方法を模索しパーツ名は分かりませんがデフ玉からペラシャフへ動力を伝える軸が飛び出てしまい空回りしてしまうのでペラシャフとその軸の間に出来た隙間を埋めるためナットを詰めて長めのボルトで疑似的にペラシャフを延長します

前進は出来るが後退は出来ない状態にはなりました、もうガレージまでの移動は無理と判断して裏道を駆使して前進のみで何とか帰宅しかし駐車場は傾斜が有る為入れられず…仕方ないので自宅マンションの通路に停めて翌日交換作業することに

交換するのはこれです細々と交換するよりもいっその事全部交換しちゃいます

あまり車に詳しくない方でもこの写真を見ると何となくわかりますかね?

 

色々と交換工程を調べると重量物なので一人で作業はかなり大変なようですが、私がオリジナルで考えた策は

タイヤを付けたまま脱着!我ながらいい方法だなと自負できる策でした

合計3時間位で終わりました、ブレーキオイルのエア抜き作業も必要なのですがたまたまバイクの作業で持っていたワンマンブリーダーが有ったので一人で完結

キャリトラ爺にはまだ活躍してもらいます

※あくまで個人的な作業記録の記事ですので今回の作業内容の様な作業はお仕事としてはお受けしておりませんのでご了承ください

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